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今回は今月から開始させていただく
「ウェルエイジングドック」のお話です。
内容の前に日程をお話させていただくと、
・7/16(木)
・7/30(木)
いずれも9:00~11:00です。
一人あたり約1時間かかります。
今後も月2回、木曜に上記の時間で行っていく予定です。
状況によっては回数を増やすことも検討したいと思っています。
「ウェルエイジングドックって何?どんなことするの?」
と思われるかたは多いと思います。
「ウェルエイジングドック」という言葉自体、
私がつけたようなものですので、ご存じなくて当然です。
一般的には「アンチエイジングドック」や「抗加齢ドック」という名前のものです。
”アンチエイジング” という言葉には不思議な魅力があって、
誰もが興味をひかれるでしょう(私もそうです)。
ただ ”加齢に抗う(あらがう)” ことはそもそも不可能なことで、
それよりは ”健康的に年齢を重ねる=ウェルエイジング” のほうが
このドックにはふさわしいかな、と思いこの名前にしました。
一般的な人間ドックでは病気の早期発見に重点を置いており、
それは非常に大切なことです。
しかし、現在の医学界では「予防医学」が重要なテーマとなってきています。
「病気になる前に予防する」これが理想的です。
では、病気になる前に予防するには?
まずは現在の自分の健康状態を知ることが大切です。
自分の健康状態、病気のなりやすさを調べるのがこの「ウェルエイジングドック」です。
ウェルエイジングドックで調べる項目は大きくわけて以下の4つです。
①体内年齢
②酸化ストレス度
③運動能力度
④メタボリック危険度
①体内年齢・・・「筋年齢」「血管年齢」「脳年齢」「ホルモン年齢」「骨年齢」
上記の5つの体内年齢を調べます。
DEXAという機械で骨密度や筋肉の量を調べたり、
握力を測ったり、
血圧脈波測定という検査で血管の硬さを調べたり、
パソコンを使った簡単なゲームで脳年齢を調べたり、、、
といった感じです。
例えば、骨年齢が低ければ、
・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの多い食品をとる
・骨密度を上げるような運動を行う
・ほどよく紫外線を浴びる
などの対策が必要になるでしょう。
ちなみに私は血管年齢が実年齢より+3歳でしたので、
・塩分制限
・適度な運動
これが改善項目かな、と思っています。
②酸化ストレス
酸化ストレスか加齢の原因の一つと考えられています。
この酸化ストレスをどれくらい受けているか?
酸化ストレスに対する予防能力は?
そういったことを調べます。
検査は採血と尿検査です。
③運動能力度
高齢になってからもパワフルに活動的でいるためには
筋力、運動能力というものも重要です。
この項目では、以下の項目を調べます。
・閉眼(65歳以上のかたは開眼)片足立ち
・長座体前屈
・棒反応測定
・握力
・下肢筋力立ち上がり回数
小学校や中学校での体力測定のような感じで
疲れるけど、結構楽しい、そんな検査です。
④メタボリック危険度
こちらは採血で脂質や血糖値、抗肥満因子を調べたり、
DEXAで体脂肪率や基礎代謝量を調べたり、
ウェスト、ヒップの計測を行ったりします。
以上の項目を調べ、”病気のなりやすさ”を見つけ、
生活習慣の改善に結びつけていくことが目的です。
いい結果が出ても、悪い結果が出ても、
不思議と「次回の検査までがんばろう!」と思えるもので、
モチベーションのアップにつながります。
3つのコースがあるのですが、違いは採血や尿検査の項目の違いです。
その他料金など、詳しいことは近日ホームページにアップする予定です。
楽しい検査ですので、ぜひご検討ください(^_^)